Music

音楽    M_010
私の好きな音楽の話
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旧ソ連が生んだ天才ヴァイオリニスト、ダヴィッド・オイストラフ
チャイコフスキー / シベリウスのヴァイオリン協奏曲 のジャケット


「青ダニ」という言葉をご存知だろうか。 青いダニ?。。。 クラシック・ファンの間では、ヨハン・シュトラウス作曲の「美しく青きドナウ」のことをいうらしい。 ドナウは英語でダニューブ Danube なので、それの略だろう。 では、「めんちゃい」は? これは、通俗的なことの意味で用いられるそうだ。 めんちゃいぐらい有名な曲、などと。。。 メンデルスゾーンとチャイコフスキー(Peter Ilich Tchaikovsky 1,840~1,893 ロシア)のヴァイオリン協奏曲のことだけれど、昔からクラシック初心者にも人気があるためそう言われるのだろう。 何事もそうなのだけれど、造詣が深まるほど通俗的なものを軽蔑する傾向がある。 しかし、ぼくはいまだにクラシック音楽の初心者で、チャイコフスキーが好きだったりする。 旋律が甘美で覚えやすく、雄大なうねりを感じさせてくれるので良い。 教養のないぼくは、作者の術中に見事にハマってしまうのだ。 というか、たまにハマりたくなってクラシックを聴くのである。 ロックやジャズにはない気高い雰囲気はクラシックならではだ。 しかし、楽曲の作者にはけっこうハチャメチャなひとが多い。 チャイコフスキーもご多分に漏れず数奇な人生を送った。 23歳で本格的に音楽の道を歩み始めるまでは公務員だったという。 29歳の時、ひとめ惚れしたオペラ歌手と婚約寸前の破局。 37歳の時、教え子と結婚するがひと月足らずでこれも破局。 ノイローゼと狂言自殺。見知らぬ(生涯一度も会わなかった)未亡人からの足掛け14年に及ぶ潤沢な経済援助と突然の打ち切り。 そして同性愛疑惑と強要された服毒自殺ともいわれる謎の死。 決して幸せな一生とはいえないけれど、このような人だったからこそ、あのような美しく壮大な楽曲が次々と生み出されたのかもしれない。


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